訃報
無頼のシャンソニエ、享年65。
ひがしのひとしさんは故・高田渡さん、中川五郎さん等と並ぶ関西フォークの草分けの一人。歌手/詩人のジョルジュ・ブラッサンスの歌世界に深く傾倒し、静かだが熱い彼一流の歌い口を自家薬籠中のものとし、その土台の上にさらに彼独自の歌唱を創出し得た稀有な歌手でした。また、金子光晴の言葉とブラッサンスの旋律を邂逅させるなど、歌作りにも非凡な才能を発揮しています。
ひがしのさんの歌声は下記オリジナルアルバムと共同作品で聴くことができます。
●on-42 水の記憶-この世の涯の泉のほとりで/ひがしのひとし ¥2800(税抜き)
●on-45 瓶のなかの球体/フォークパルチザン[2CD] ¥3500(税抜き)
また、下記2アイテムにもゲスト参加し、ユニークな歌声を披露しています。
●on-44 アンダーグランド・リサイクル/渡辺勝 ¥2800(税抜き)
●on-47 逃避行/藤村直樹 ¥2800(税抜き)
※いずれもオフノートより
ひがしのひとしさんのご冥福を心よりお祈りいたします。