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水の記憶 -この世の涯の泉のほとりで-/ひがしのひとし

水の記憶 -この世の涯の泉のほとりで-/ひがしのひとし_a0000682_4813.gif水の記憶 -この世の涯の泉のほとりで-/ひがしのひとし
 ON-42 2003年 2,800円(税抜き)

知名度こそないが、ひがしのひとしは高田渡、中川五郎等と並ぶ関西フォークの草分けである。後期URCに二枚のアルバムをのこしているが、いずれも「かくれた名作」として高い評価を得ている。二五年ぶりとなる本作は、渋谷毅はじめジャズの手練れ達のサポートを得て、孤高のシャンソニエ・ひがしのひとしの唄の魅力を存分に堪能できるものに仕上がった。


滔々と流れ、けして途切れぬもの。水の記憶。
人は何処からやって来て何処へと往くのか。ひがしのひとしの、
静謐だが凛とひびくささやきは、人間存在の根源を探りあてる。
したたかに覚醒した眼差しがあるがままに「世界」を映し出す。
転型期を生きるうたうたいの意志のちからと洗練がここにある。

収録曲 :
1. ぼくのからだを流すのは水 2. 奇妙な星で 3. ぼくはさすらった 子供の頃 4. いつか還る空 5. 何も知らずに 6. アルコールの唄 7. 花 8. 海 9. カメのいる夜 10. 風と雲と空 11. ぼくのからだを流すのは水 12. 水のささやき

Mucicians:
ひがしのひとし vocal,guitar

仲豊夫 electric guitar 秋本節 clarinet 井山明典 piano
-kyoto,1997-

渋谷毅 piano,organ 渡辺勝 piano ロケットマツ accordion 川下直広 tenor saxophone 中尾勘二 alto&soprano saxophone, klarinette trombone 関島岳郎 tuba,trumpet 船戸博史 contrabass
-tokyo,2002-

Produced by ひがしのひとし&神谷一義 (off note)

off note on-42 (2003年3月)