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ホジキンソンさんの言うことには オクノ修

ホジキンソンさんの言うことは聞くな、オクノ修の唄を聴け。
唄声はふたつの場所を往き来する、なつかしさとあこがれと。
記憶の堆積、夢の総量から唄はゆっくりと紡がれ姿を顕わす。
前作「唄う人」から十三年、さらに深みを増した快心の一作。

1. ホジキンソンさん
2. さよならハッピネス
3. 靴みがきの空 ──Shoeshine Boy 新宿 '69
4. 私には
5. 去年の夏
6. ダブリンから
7. あふれるもの
8. われわれ
9. フラリフラフラ
10. 思い出すあの頃は
11. ハモニカにあわせて

オクノ修 ギター・ハーモニカ・ボーカル
船戸博史 コントラバス
めめ スティールパン
吉田省念 チェロ

録音 2015年11月11日
Bonjour! 現代文明 京都

off note/on-68

2016年4月下旬発売予定
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by masaru0801 | 2016-03-29 19:52
◉哀しみのフローレンス/アマリア・ロドリゲス
五木寛之原作、・竹中労制作『戒厳令の夜』(1980年)オープニングシーンと主題歌「哀しみのフローレンス」(ジョー山中作曲、アマリア・ロドリゲス歌唱)。 竹中は映画現場の様々な軋轢から制作を放棄せざるを得なくなったようだが、この曲はのこった。現代におけるラテンアメリカの革命(と反革命)を扱った映画にかつての宗主国ポルトガル、ファドの女王・アマリアの唄声をもってきて主題を補完するなんて、掟破りもいいところだ。越境する工作者・竹中労の恐るべき想像の跳躍力と蛮勇にいまも息を呑む。こんな芸当、他に一体、誰ができよう。第三世界革命浪人、A級扇動家・竹中労。
https://t.co/fQyfWZgXvD @YouTube

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by masaru0801 | 2016-03-25 15:01
[論座]漫画烈伝―ガロとその時代
第十回 ガロ点鬼簿④
赤瀬川原平の仕事その1『ガロ』と『漫画主義』
ゲスト:
林 静一(画家)
山根貞男(映画評論/「漫画主義同人」)
案内人:
高野慎三(映画・漫画批評/北冬書房主宰)
日時:
2016年4月16日(土曜日)
13:30開場/14:00開始
場所:
渋谷区勤労福祉会館
渋谷区神南1-19-8(JR山手線渋谷駅から徒歩8分。公園通りをNHK方面へ、渋谷パルコPart2の筋向い)
資料代:
1000円
※本会は60-70年代、月刊漫画誌『ガロ』の黄金時代を築いた編集長・高野慎三(権藤晋)さんのお話を中心に同誌に集った作家、批評家の証言を交えながら『ガロ』が担った役割を検証し現在の可能性を探る会です。
問い合わせ:
オフノート
TEL 03-5660-6498
E-mail info@offnote.org

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by masaru0801 | 2016-03-25 14:43
いにしえの唄の数々をいまにつたえる〈かんからそんぐ〉シリーズ第三弾は辻の演歌師から身を興し新興舶来音楽ジャズの手法を換骨奪胎して市井の庶民大衆に見合う歌謡を創出した稀代の音楽家、鳥取春陽の世界に若き唄うたい岡大介が真っ向から挑んだ意欲作。 プリミティブな書生節と和製ジャズに表象された初期モダーンの両極に跨がる巨星・鳥取春陽の世界が岡大介の歌声で鮮やかに甦る。2015年作品
通販お申し込み/詳細はコチラ→http://www.offnote.org/SHOP/AUR-21.html
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by masaru0801 | 2016-03-19 23:32
いでにもう一曲。こちらのレコードレーベルには「67年」の文字があるぞ。…と、コメントしたら、先に投稿した「アイアイジョーに乾杯」「おさけ小唄」に関して、友人のMori Michiyo さんから以下、貴重な情報が寄せていただく。
「山地(とくに台東あたりの)で、アミ族やプユマの人たちが戦後歌っていたもののようです。60〜70年代に、キャバレー歌手出身の蘆静子がこうした山地音楽をレコードに吹き込み(39枚とか!)してブームに。蘆静子さんは当時、日本にも歌いに来たそうです。」
Mori Michiyoさんは中国現代文学を専攻し、台湾近現代史にも詳しい。大工哲弘『蓬萊行』にも参加した歌手でもある。『蓬萊行』の些か詳細なライナーノートは彼女との共同作業であった。moriさん、どうもありがとう。
臺湾山地民謡 イナナヤホイさん
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by masaru0801 | 2016-03-19 22:43
台湾山地民謡集からさらにもう一曲。内容はさらにアナーキーだ。しかしこれらの台湾山地歌謡はニッポン・台湾の現代史とどの時点でリンクしているのだろうか。戦前?戦中?? たしかにその時代にもニッポン主導による植民地主義的色彩の濃い大陸歌謡やオリエンタルメロディは盛んに作られただろう。だが、これは違う。もっと、戦後の臭いがする。おそらくニッポンが高度成長期ヘ向かう60年代頃に成立したのではないかと愚考する。だって“ノーキョー”ツアーの臭いが歌詞の行間からふんぷんと立ちこめるもの。この唄のハチャメチャぶりは、ゲスの極みどもの夜の乱痴気振りを雄弁に物語る。錯乱のキッチュ「大東亜共栄圏」の亜流たちは戦後も生き残り、かつての戦地へ赴き、夜の社交場で無反省にはしゃぎまくる。兵隊サンハエライネ。それで、台湾にこんなとんでもない置き土産まで残してくれた。シャチョーサン、アリガトサン。
台湾山地民謡 日語演唱  おさけ小唄
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by masaru0801 | 2016-03-19 22:40
これも見つけもの。昔、友人から貰って愛聴していた台湾山地民謡集の冒頭の一曲だ。この二本のカセット集は大工哲弘二枚組大作『蓬萊行』制作する際の構想にも多大なインパクトを与えてくれた。しかし、唄の内容はいま聴いても相当ハチャメチャだな。
アイアイジョーで乾杯
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by masaru0801 | 2016-03-19 22:37
本日午前中、一服しようと居間に降りてテレビを付けるといきなり山崎ハコ!テレ東のニュース番組で「織江の唄」を弾き語っていた。相変わらずの訴求力、瞬時に唄の世界へとらえられる。ふりかえればいまから17年前、江古田バディで渋谷毅、林栄一、関島岳郎、中尾勘二、錚々たる面々と共に大好きな唄をリクエストして目一杯唄ってもらったっけ。あのときの演奏はすごかった。カフェ・ルーゾのアマリア・ロドリゲスもかくや、というほどの名演!(とは単なる私見)。思えばあれは生涯一度の贅沢な時間だった。録音もあるぞ。いつか世に出せたらなぁ。
(画像は大好きなアルバム「流れ酔い唄」ジャケット)
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by masaru0801 | 2016-03-19 22:31
先日、つげ忠男月刊通信の発刊が三ヶ月先送りになったことはご報告した。「延期」は忠男さんと会い二人で出した結論だが、この過程ではたがいに多くの逡巡があった。忠男さんにとっては疾患して久しいC型肝炎との闘い、加えてご自身の家業も一瞬も気を緩められない「正念場」を迎えているという。一向に明るい兆し、先が見えぬ間断なき争闘。忠男さんの表情には焦慮と疲労、苦戦の痕跡が深く刻まれていた。だが、わたしとて似たり寄ったりの身の上、日々、出口なき音楽不況に苛まれ、音楽制作即生活苦の悲哀をしたかに噛みしめて永い。その間、「もう、辞めてしまえ!」と思ったことも一度や二度ではない。
終始、明るい会談ではなかったが、たがいが置かれている現状について忌憚なく語りながら、けっして安易に「後ろ向き」な回答を出さなかったことはよかったと思っている。それはたがいが自分たちの作業の重要さに気付いているからだ。いま、ぜったいに現実の悲哀に負けるわけにはいかないのだ。その中で忠男さんが提示された、書き下ろし新作を毎回十三、四枚、という選択は現状に対する大きな挑戦への表れだったろう。そう、ご自身の健康状態と時間と経済との応戦。わたしにもそれが忠男さんの現状にとっていかに過酷な作業かは容易に想像がつく。だが、わたしは黙って頷き、頭を下げた。それしか、八方塞がりの現状を打開する方法はないのだから。この期に至っては同情や遠慮は何の役にも立たないしまるで用がない。
終始、重たい会談だったがようやく結論を得て、別れ際の短い雑談。「最近、いろんな人からじぶんの画が明るくなったと言われるんですよ」。照れながら話す忠男さんの表情に微かな笑みが浮かぶ。わたしも笑顔で頷く。振り返れば、兄・つげ義春に比肩する才能を持つ不世出の表現者でありながら、つげ忠男の漫画生活は悪戦苦闘の連続であっただろう。だが、かつての漆黒の筆法を換え、白夜の時代の内側に潜む魑魅魍魎を凝視し描出しようとする近年の筆致は眩しいまでに輝いている。この「闇」をも包む「光度」が眼前の暗雲を軽く振り払ってくれたらいい、そう思った。
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by masaru0801 | 2016-03-19 22:26
振り向いた物語の始まりが
「エミグラント」の隊列とともに
「あの遠い異国の港町」に消えて行く。
(「エミグラントに寄せる」渡辺勝)

もう、12、3年くらい経つのかなぁ。
エミグラントという群体とこの唄携えてよく旅しました。
東京・長野・名古屋・京都・大阪・沖縄・仙台・北海道…。
オフノートキャラバン「夢の隊列」。
酒と音楽の日々、旅に棲んでいたあの頃ー。
いま、懐かしい寄留者の唄にじっと耳澄ます。


「アムステルダム」によせて

原詞・曲 ジャック・ブレル 
原日本語詞 奥山恵一郎 改作 渡辺勝

喧騒の夜だ 港町 水夫は歌う 海に降り注いだ夢
街中の 枝垂柳 眠れぬ水夫を そそのかす
もっと酒を浴びろ そしたら喧嘩だぞ 疲れて 泣いて 笑えっちまえよ
肩を組んで そう 乾杯 乾杯 そして呑みすぎりゃ また喧嘩ざただ
妖しい路地では 魚の頭と尻尾ばかりを 貪り食らう奴がいる
女と見れば ニヤついて 腐ったような臭い息を吐き つけまわすんだ
アコーディオン鳴り響き 犬も吠えるが それでも食らう 石につまずき ズボンも破れ
己の血をしたたらせたままで 闇に消える 街に追われる者となるんだ
足を引きずり 呻く声は 水夫が夜を紡いだ 女たちの名前
遠い日々と 戯れようぜ なんて素敵な夜じゃないか
呑んでも呑んでも呑んでも尽きない壷を 左に抱え 右にはお前を抱えて
数えきれない 微笑みを 浮かべるお前と俺との夜なんだと


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by masaru0801 | 2016-03-17 00:04