藤村直樹の思い出(1948-2010)

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◉逃避行-めりけんじゃっぷの放浪綺譚/藤村直樹 (オフノート on-47)

イェエイッ!
久しぶりにアイツが帰ってきた!
めりけん野郎のヘンリィこと藤村直樹。
華麗な変身を遂げて本邦初登場!!
「町工場のブルース」から30有余年。
待望のファーストアルバム遂に完成!!!

「藤村直樹 WHO?」という向きにはこう応えよう。 知る人ぞ知る、京都在住のシンガー/ソングライター。60年代の関西フォーク揺籃期から現在まで歌い続けている超ベテラン。トラディショナル・ブルースをいち早くこの国に紹介した一人。設立間もないURCレコードから「町工場のブルース」を発表。「女の子は強い」「新幹線はうんとはやい」のヒットをもつフォークキャンパーズのリーダー。高石友也のアドバイザー。高田渡の兄貴分にして主治医。ごく最近は自らフレンズ・レーベルを主宰、オクノ修の名作「帰ろう 帰ろう」をプロデュース…etcえとせとら。要するにベテランシンガーであり、もっとも早い時期のトラディショナル・ブルース紹介者であり、フォークムーブメントのオルガナイザーというわけ。このCDは、そんな御仁が満を持して放つ入魂のファーストアルバム、なんてったってシングル「町工場のブルース」から35年にして初!という快挙だ。『逃避行-めりけんじゃっぷの放浪綺譚』、アチャラのブルースやらヒルビリーを絵筆に自由闊達に描いた、とびっきりお洒落でご機嫌なゆめ・まぼろし・ものがたり。古い皮袋に詰まっているのは古い酒か知らん。だが、そいつは馥郁たる香り漂う芳醇にして甘い美味酒だ。いちどお試しあれ。ROOTS&POP MUSIC! これぞ老いも若きも酔い痺れる必聴のアイテム!! 2003年作品。

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◉アーリーデイズ/藤村直樹(オフノート non-19)

知られざる、もうひとつのフォーク史がここにある。
60年代後半、「町工場のブルース」で颯爽とデビューしながら、
70年初頭には音楽シーンから忽然と姿を消した伝説のシンガー。
藤村直樹、空白の70年代が未発表音源によって今ここに蘇る。

「今にして思えば、アメリカのフォーク・ソングの影響を受け、誰もが暗中模索しつつ、実験的な試みをしたり、独自の表現を身に付けようとしていた、日本のフォーク運動の創造的な時期は、比較的短いものだったが、それだけにその数年間は、実に濃密で刺激的なものだった。その運動の担い手は、20歳前後の若者たちが中心で、そこで異彩を放っていたのが藤村直樹さんだった。」(『アーリーデイズ』に寄せて 中川五郎)

京都のシンガー/ソングライター、藤村直樹未発表音源集。藤村直樹は60年代におこったフォークムーブメントの中心メンバーの一人。黒人ブルースやカントリーミュージックのスタイルを自家薬籠中にしたたしかな技巧とセンスは当時のシーンにあって異彩を放っていた。また、金延幸子や西岡恭象等を擁したフォークキャンパーズのリーダー的存在としても広く知られている。初期URCレコードに『町工場のブルース』一曲の録音をのこして忽然と姿を消してしまった伝説的シンガーである。本作は70年代、藤村直樹の消息を伝えるばかりではなく、退潮期にフォークが地層に深く張った逞しい根っことフォークが本来持っていたがついにあらわせなかった大きな可能性とが見えてくる重要作である。2006年作品。

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◉老人は国会突入を目指す/藤村直樹(オフノート AUR-7)

「年金は減らされ 保険料は値上げされ 追いつめられた全国三千万の老人は起ち上がった」 年金? 後期高齢者医療制度?? 怒れるオヤジたち! オバハンたち! 団塊の世代からの渾身のメッセージ!!
「働き終えた老人たちにきちんとした保障が与えられるシステムはこの日本で完全に崩壊し、青年だけではなく、人は一生荒野をめざし続けなければならず、老人たちは最後の手段として命を賭けて実力行使にでるというこの歌は、最初はおもしろいとにこにこ笑いながら聞いていても、最後には笑い事ではない事実を鋭く突きつけられ、顔面蒼白となる、何とも恐ろしいものだ。

ウディ・ガスリーに通じる伝統的なフォーク・スタイルで藤村直樹は『老人は国会突入を目指す』を淡々と歌っているが、その歌の奥には現実と未来とをしっかりと見据える彼の洞察力に満ちた目が光っている。間近に迫って来た、人類が初めて経験する21世紀の荒野での恐ろしい大虐殺(Massacre)の歌を、藤村直樹はぼくらに向かって初めて歌ってくれたのだ」(中川五郎 ライナーより)
団塊の世代から渾身のメッセージ。長いブランクを清算して音楽シーンに戻ってきた藤村直樹は彼が属する「団塊の世代」の一周遅れのトップランナーなのかもしれない…。本作はタイトル曲一曲、およそ八分におよぶ大作。オビのコピーにはこうある。「年金は減らされ 保険料は値上げされ 追いつめられた全国三千万の老人は起ち上がった」。団塊の世代から高齢化社会への痛烈にして爽快なメッセージ。自らの〝老い〟を渇いた笑いに変えてしまうしたたかさとしなやかさ。関西フォークの哄笑する批評精神、未だ健在なり! そう、「年金」「後期高齢者医療費」問題が連日のように報道されている現在、オッサンたちの面白真面目な叛乱はいままさに開始されようとしている。さらに往年の名グループ、五つの赤い風船の長野隆がディレクション、演奏と全面サポートしているのも注目だ。2008年作品。

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◉瓶のなかの球体/フォーク パルチザン [2CD]
GLOBE IN THE BOTTLE-AMERICAN GLOBAL STANDARDS
(オフノート on-45)

方法悪としてのアメリカ。
アメリカ〈毒〉を以てアメリカ〈毒〉を制す。
アメリカを透かして世界をみる。

2003年3月、アメリカのイラク侵攻の様子をつたえたテレビ報道に接したときに構想された。「アメリカの内側に培われてきたプロテストソングやメッセージソング、草の根民衆の歌声をもって「アメリカ」を撃つこと。「唄に、音楽に一体何ができるもか」という時代と世界がわたしたちに突きつけた鋭い問いかけに対するひとつの拙い回答であり、アメリカが推進する世界画一化戦略「グローバルスタンダード」「グロバリゼーション」に「混民族としてのアメリカ」、草の根に息づく「フォークロアの多様性」を対置させてその仮装を暴き乗り越えようとするささやかな実験でもあった。フォークパルチザンという命名にはわたしたちは一人ひとりが花を武器に離合と集散を重ねながらしたたかにしなやかに闘う一兵士であらねばならない、という持続の意志が込められている。このアルバムは2003年、危機を契機に変えるべく世代を超えて結集した音楽家たちが夢見た未来記である。2003年作品。

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by masaru0801 | 2016-04-23 01:05